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精神保健福祉士(PSW)

精神保健福祉士の開業はあり? みんながやってる開業パターン5選

精神保健福祉士(以下「PSW」)をお持ちの方で、開業を視野に入れている方はどれくらいいるのでしょうか?

もし視野に入れている方は、どんな開業プランをお考えですか?

もしくはおいおい開業したいと思っているけど、どんな事業を開業すればいいのか思いつかないといった人のために、私の周りで実際開業をされている方の情報をここにまとめてみました。

あなた自身が何が得意で、どんなことだったら今後続けていけるのかを考えることも大切ですね。それでは見ていきましょう。

障害福祉関係の法人化

まずは一番多いかもしれない、法人として事業をスタートすることです。NPO法人や社会福祉法人など、福祉に特化した様々な事業がありますよね。

  • 精神障害者の居場所
  • 引きこもりの支援
  • 発達障害の子供のための塾

など、アイディアはたくさん溢れてきますよね。

ただ書類を揃えたり、理事や監事を設置しなければならなかったりといろいろ大変ですね。

こちらのサイトは非常に分かりやすいかもしれません。

社会福祉法人の会計基準|税務会計経営情報サイト

訪問看護ステーション

法人化という観点からすると同じ意味合いかもしれませんが、訪問看護に特化する方法もありますよね。訪問看護ステーションは、株式会社としても運営できますからね。

訪問看護をおすすめする理由としては、保険点数であるということ。保険点数なので、利用者が集まれば集まるほど、経営はうまくいくでしょう。

ただその算定方法やレセプトの知識は必須です。ある程度勉強されるといいかもしれませんね。

心理カウンセリング

また個人でオープンするやり方として、心理カウンセリングルームをオープンすることもできますね。

アパートの一室を借りてする場合もありますので、そう考えると最初の手間や初期費用は非常に安いです。もしくはメールカウンセリングなど、ネット上のやりとりというサービスを提供する人もいます。

ただ最初のクライアントさん集めが大変なのと、あとはカウンセリングの経験が必要。この経験がないと、結構苦労すると思います。

クライアントさんは高いカウンセリング料を払ってくれているわけですから、それなりのプロ意識を持つことが大事になってきますね。

スーパービジョン

経験の長い方であれば、スーパービジョンを軸として多くのバイジーさんたちの指導も可能かと思います。

日本精神保健福祉士が定期的にやっている認定スーパービジョン養成講座を受ければ、晴れてあなたも認定スーパーバイザーとしての肩書きを下げて仕事ができますね。

ただやはりこれもバイジーさんたちを集めるのが大変かもしれません。

モチベーションが高い方や、その機関ごとで『スーパービジョンを受けることが必須』となっていればいいんでしょうけど、個人の意思に任せるようなところだと、まず皆さんスーパービジョン受けません。

PSWは忙しい仕事でありますが、安月給の職種なのでスーパービジョンを受けたいと思う人がいても、その分の余裕がないわけです。

もしスーパービジョンをメインに開業しようと考えている方は、グループスーパービジョンにして1人当たりの金額を下げるなどの工夫が必要かもしれません。

何でも屋

私の周りで一番成功しているパターンは『何でも屋』です。

例えば上記に書いてきたことをすべてやる、という事業内容。

〈例〉発達障害の居場所を確保しつつ、引きこもりがちの人の自宅に訪問し、来書できる方には心理カウンセリングを提供。今後のPSWの育成のためにスーパービジョンも行っている。

という感じでしょうか。

全部一気に最初からはじめるのではなく、少しずつ徐々に拡大していくことをおすすめします。

初期費用や手間を一番抑えられるカウンセリングから始めて、軌道に乗ってきたら新しい事業をはじめてみる、という流れでもいいかもしれません。

まとめ

どの事業をやるにしろ、知識や経験は必須です。

今の職場でたくさん経験を積み、誰かにこれらを責任を持って提供できるようになれば開業を視野に入れてみてもいいでしょう。

PSWは枠のない分、開業のアイディアも出しやすいと思います。周りの意見や専門家などのアドバイスを受けながら、いろんなことにチャレンジしてみましょう。

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