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自己啓発

機嫌がころころ変わる人、気分屋に振り回されないための対処法

機嫌がころころ変わりやすい気分屋の人っていますよね。

いろんな背景があって機嫌が悪いのかもしれませんが、さっきまで機嫌良かったのに突然スイッチが入って無駄に八つ当たりされたり、イライラしていたために良い回答を得られなかったりすると、される側はたまったもんじゃありません。普通にむかつきますよね(笑)

怒りのあまり同僚誘って、終電まで愚痴を言いまくって飲み明かす……。でもその人からの謎のイライラや八つ当たりが毎日毎日続いていると、もぉ〜うっぷん晴らしが追いつきません。お金がいくらあってもありません。

そこで、仕事中や家庭でできるせめてもの工夫、あなたのハートへのダメージを最小限にとどめるための、扱いづらい人への接し方、対処法などを語ります。

なぜその人は機嫌が悪くなるのか?

まずはその原点となるものを考えてみましょう。どうしてその人の機嫌が悪いのか、です。

気分屋

これは元々の性格的なところがありますよね。気分屋とは、物事を自分基準に捉えている人に多いと感じます。

気に入らないことがあればイライラしているし、嬉しいことがあれば『奢るよ』なんて言ってくるようなイメージ。『あ〜あ、また始まった』という人もいるでしょう。

気分屋に限ったことではありませんが、ある程度年を重ねた人に、「気分屋をやめてくれ」といくら周りが言ったところで治るものではありません。

残念ながら、ずーっとその人と一緒に成長してきたものを、取っ払うことはできませんので、改善してあげようと考えている方は諦めた方がいいかもしれません。

オーバーワーク

次にあるあるなのが、オーバーワーク自分のできる能力の範囲を超えて、仕事や子育てや家事などをすることです。

次から次に舞い込んでくる仕事、溜まっていく締め切りのある書類に日々追われて、いっぱいいっぱいになってしまう状態です。

そうなると人は余裕がなくなります。余裕がなくなった人の視野は大変狭くなります。すると不思議なことに、周りに気を使う、優しく接することができなくなってしまうんですね。

視野が狭くなった目の前のことに必死なので、新しい情報を処理できなくなってしまいます。それで些細なことでイライラするようになってしまうんですね。

しかし、こんなオーバーワークになっても、機嫌を損ねない人がいます。それは、きちんと業務の分担ができる人、もしくは他の人に『手伝って』と言える人です。それができずに、ひとりで抱え込んでしまう人は最終的には潰れます。

ただのオーバーワークで、せっかくのその人のいいところが台無しになってしまっていると勿体無いですよね。周りにSOSを出さず、責任をもってやるべきことをこなそうという責任感は素晴らしいですが、その人がイライラしているようでは全然だめだめです。

更にそういう人って、自分じゃ気付かなくて周りが言わないと気付けないタイプと、周りがいくら言っても気付かないタイプの2タイプいます。

ちなみに後者は、いくら周りが言っても言うこと聞きませんので、自分で気付くまで放っておきましょう。

月経前症候群(PMS)

これは女性特有のものですね。要は生理前のイライラです。

これ『月経前症候群(PMS)』と言われているだけに本当につらいんです。イライラだけではなく、むくみ、疲れやすい、不眠、ほてり、頭痛、腹痛、腰痛などなど個人によって違いはありますが、多種多様です。

月に1回もやってくるこの月経前症候群によって、イライラしまくっている女性も多いかと思います。

でも「あたし生理前なんです」なんて、女性だけの職場でない限りなかなか言いにくいです。となるとただの月1のサイクルで機嫌が悪くなる人と見られがちとなるのです。

ちなみに〔知ろう、治そう、PMS〕の『PMSって?』が非常に分かりやすいですよ。読んでみてください。

 

と、いろいろ理由はあります。その人の性格的なところは改善が難しいとしても、他のことはある程度何か工夫すれば、イライラは減るかもしれません。

ただ、それらの機嫌の悪さを撒き散らして、イライラを当たられるのはその周りの人です。いろんな事情があるにせよ、される方はたまったもんじゃありません。

めちゃくちゃ悔しいし、むかつくし、特に悪さをしていない人にとってみれば人生最大の最悪な思いですよね。中には心痛めてしまい、ずっとそのことが頭から離れず、今も家でタオルを濡らしている人だっているわけです。

すっごく気を使って接しようと気合を入れた日にはめちゃくちゃ機嫌が良かったのに、ちょっと気が緩むともう機嫌が悪くなっている……、そんなことばっかり考えて気を使い続けていたらホントに疲れちゃいますよね。

そんなあなたに、今日からでもできる接し方や対処法をいくつかお伝えします。ぜひ実践してみて、様子を見ながら、やり方は少しずつあったものに変えていってくださいね。

さらりと流す

まずはこれです。よく言いますよね、「聞き流せよ~」とか。機嫌悪くあたられても、さらっと交わしてしまう。

「そうですよね」「はい、了解しました~」など、さらっと言って流しちゃいましょう。「そうですよね」とか言いながら、『今日は何食べようかな~』とか考えていればいいんです。機嫌悪くなって怒る人って、1~2週間もすれば何でイライラしてたのか忘れちゃってますよ(笑)

でもこれは結構うまくやらないとすぐにバレます。バレたら倍怒られてしまうので、バレないようにやらなければいけません。そのためのポイントは下記の通りです。

  • 目線
  • 表情
  • 声のトーン

上記がとても大切です。いかにも申し訳なさそうに、もしくはいかにも話を聞いているようにしておきましょう(笑)

目線はその人を見て、そして表情は悲しそうな、もしくは真剣な表情、そして極めつけは声のトーンを少しだけ低めに。これでバッチリです。

物理的な距離を置く

そしてさらりと受け流すことが難しい方っていますよね。さらっと流しているつもりでも、家に帰ってもず~っと引きずっている方だって少なくないはずです。

そんな人は、その人とできるだけ会わないようにしましょう。言ってしまえば、その人と一緒にいる時間をできるだけ減らすのです。タイミング良くトイレに行ったり、休憩に入ったり、早めに帰ったり。

ここで重要なのは、物理的な距離をとること。心の距離ではありません。

その人と物理的な距離をとることで、接触が減り、機嫌の悪さで八つ当たりされることも減りますし、その分余計なことを考えなくてすみます。

余計なことは言わない

そんな中でも、その人に報告したり、連絡しないといけない場面って出てきますよね。そんなときの対処法、それは余計なことを言わないということです。

機嫌がころころ変わって機嫌が悪い人の場合、ちょっとの刺激にすごく敏感です。ちょっとでも余計なことを口走った日にはもうおしまいです。

さっきまで超機嫌良かったのに、もうイライラしてる…なんてそんな超常現象が起こります。そしてイラッてしまった人がいろいろ言い始めると、もう何を言っても無駄ですので「ハイハイ」と流しましょう。

ですがそんな嫌な思いをするのは誰だって嫌だと思いますので、そうなる前の対策として、余計なことは言わないことが大事になってくるわけなんですね。

もしその人に何かを言わないといけない、報告しないといけない…そうなった場合は、事実のみを伝えましょう。そこにあなたの考えや価値観は一切入れなくていいです。

最低限の報告のみ済ませて、早急にその場を去りましょう。

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誰かに愚痴を言う

これはすごく大事なことです。不満やしんどいことを吐き出す、これが出来るのと出来ないのでは、溜まっていくストレスが大きく変わってきます。

愚痴を言う相手は誰でも大丈夫です。仲の良い上司、同僚、家族、友人など、話しやすい人で、あなたのことをよく分かってくれる人に愚痴を聞いてもらいましょう。

『自分ばっかりこんなこと言って、申し訳ないな』と思うかもしれませんが、もし相手がしんどそうなときに、今度はあなたがその人の話を聞いてあげれば大丈夫。

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この時に注意することといえば、毎日毎日愚痴を言い続けないこと。正直、聞く方は毎日愚痴を聞かされるとしんどいです。愚痴は、良い話ではなく、悪い話です。

マイナスの話ばかり聞かされると、相手がまいってしまう可能性があります。できるだけほどほどに聞いてもらいましょう。

ただ、不特定多数の人に愚痴を言わない方がいいです。できるだけ愚痴る人はこの人、と決めておいた方がいい。というのも、もしそれは会社の同僚などだった場合、噂話としてあっという間に広まってしまう可能性が高いです。

噂話は必ず、最初の情報と違う形で本人の耳に届いてしまいます。するとあなたの立場は危うくなり、呼び出されたり、最悪退職をせざるを得ない状況もでてきます。十分に注意しましょう。

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(余談)私の場合

私が今まさに直面していますが、これが上司なので大変(笑) しかもその上司は、良い時と悪い時の差が激しすぎるので、これまた疲れます(笑)

報告のタイミングも考えるし、すごく気を使って言葉を選びます。タイミング悪いときに、自分の考えをちょっとこぼしてしまうと最悪な方向に行きます。事実確認をせず、自分の価値観だけで注意され、周りが何を言っても聞き入れてくれません。

普段の良い人っぷりを知っているからこそ、つい普段通りに接しちゃうんだけど、癇に障っちゃうみたいです(笑)

私の場合一応中堅クラスではありますが、職場の中でも同じ土俵で仕事をしているので一緒に会議出たり、同じ時間を過ごすことが非常に多いです。毎日のコミュニケーションは絶対。

だからこその難しさはあるので、今でも試行錯誤はしていますが、とりあえず様子を伺いながら距離をとることと、余計なことを言わない努力はしています。それでもうまくいかないときはあるんだけどね。

まとめ

逆にこれを読んで、ハッと思ってくださる方もいるかもしれません。イライラしてるといいことないぞ! と思いますが、私も人間なのでイライラするときだってたくさんあります。

でもきっとあなたはその人とうまく付き合っていきたいからこそ、この記事にたどり着いていると思います。無理はしないで、徐々にね。するとだんだんコツを掴めて来るはず。

明日には笑って、『いい1日だった』と思えるようになりたいものです。

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