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恋愛

『恋』と『愛』、そして『恋愛』を調べてみると、とってもすてきな意味を持っていることを知った

あなたは今好きな人はいますか?

それとも大好きな人とお付き合いしていますか?

誰かとに恋に落ち、やがて夫婦となり手を取り合いながら長い人生を共に生きていく。

異性、同性関わらず、恋愛とは人生において欠かすことのできない大事な要素ですね。そして大変な影響力を持っていると思います。

とても楽しく幸せなものでもあれば、とてもツラく悲しいものでもありますね。

今後もたくさん恋愛に関する記事を書いていければと思いますが、初回である今回はそもそも「恋愛とはなんぞや!」というところをお話ししてみようと思います。

私もいろいろ気になっていろいろ調べてみたらいろいろと面白かったので長くなるかもしれませんが、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

『恋愛』とは?

Wikipedia先生を開いてみると、なんと各国語辞典で『恋愛』という単語について調べたものを乗せてくれていましたので、文章そのままお借りして引用掲載させて頂きます。

広辞苑(第6版)

「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情。こい」と簡潔に記し、さらに「恋い慕う」は「恋しく思って追い従おうとする。恋慕する」と記す。

その「恋しい」は「1 離れている人がどうしようもなく慕わしくて、せつないほどに心ひかれるさま」「2 (場所・事物などが)慕わしい。なつかしい」と歴史的用法を踏まえて説明する。

三省堂国語辞典(第7版)

「恋愛」は「(おたがいに)恋(コイ)をして、愛を感じるようになること」と記す。

デジタル大辞泉

「特定の異性に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。また、男女が互いにそのような感情をもつこと」

とのことです。

なんとも素敵な言葉で綴られていますね。つまり、

『恋愛』とは、『恋い慕う』こと。

『愛』を感じることであり、お互いに同じ気持ちを持つことであると。

要は『恋愛』とはひとりでできるものではないとのことです。それぞれの男女ないし、同性のふたりが同じ気持ちを持って初めて成立するのが『恋愛』だということになります。

でもそれってとても凄いことだと思いません?

これだけの人間がこの世界に存在しているのに、おんなじ気持ちになれるのはたったのふたりだけ。なんだかロマンチックですね。

そんなふたりが一緒になり、たくさん衝突をしながら相手のことを知り、そんなふたりだけのやり方で愛を深めていくということなんですね〜。

ん? 愛?

ちょっと待てよ。今さらっと言いましたが『愛』っていったいなんだろう?

更に言っちゃうと『恋』ってなんだろう…って思ってきませんか?

『恋愛』という言葉はまさにこのふたつから作られる言葉なのです。とっても素敵な意味を持っているので、せっかくだし全部調べちゃいましょう。ここでも、Wikipedia先生に登場して頂きます。

『恋』って何?

さすがWikipedia先生。ものすごくわかりやすい言葉でまとめられていました。

恋(こい)とは、特定の相手のことを好きだと感じ、大切に思ったり、一緒にいたいと思う感情。

だ、そうです。つまりですよ、つまり!

『恋』とはこちらが特定の相手に抱く気持ちのことをいっているんですね。ふむふむ、なるほど。

ひとりで抱く気持ちが『恋』

そしてふたりで想い合う想いが『恋愛』

ということは、片思い中の人に「恋愛してるかい!?」と聞くのはちょっとおかしいということなんでしょうね。『恋しちゃったんだ〜、たぶん♬』という歌詞もありましたね。相川七瀬の『恋心』という曲のタイトルもありましたね。

『愛』って何?

広辞苑では、次のような語義をあげている。

・親兄弟のいつくしみあう心。ひろく、人間や生物への思いやり。
・男女間の愛情。恋愛。
・大切にすること。かわいがること。めでること。
・〔キリスト教〕 神が、全ての人間をあまねく限りなく いつくしんでいること。アガペー。
・〔仏教〕 渇愛、愛着(あいじゃく)、愛欲。「十二因縁」の説明では第八支に位置づけられ、迷いの根源として否定的に見られる。
・相手が幸せでいてくれればいいという気持ち。

むむ? 何やら難しいですぞ、Wikipedia先生。

ただ引用を読んで頂くとお分かりになった方もいらっしゃるかもしれませんが、『愛』に関してはその対象が広い気がしますね。親、兄弟、人間、生き物、男女…と出てくる言葉を拾っただけでもそれは、何かに限られたものではないということが分かります。

そこで、『愛』とつく言葉を、いくつかピックアップしてみました。

家族愛

家族愛。『愛』がついていますね。家族に向けられた愛です。ですが、恋愛の愛とはちょっと意味が違いますね。

『家族のことを大切に思う気持ち』『家族が幸せであってほしい』…そんな気持ちがあれば家族愛という言葉がぴったりのような気がします。兄妹愛に関しても同じですね。家族恋、兄妹恋とは言いませんもんね。

自己愛

こんな言葉を聞いたことがありますか? これは自分に対して向けられた『愛』です。別の名称でいうと、ナルシシズム(ナルシスト)といいます。

漫画やアニメ、ドラマなんかで、鏡の前でポーズを決めて「よし、今日の俺はとてもキマッている」「あら今日の私もすごく美しい」というセリフをきいたことはないでしょうか? あれは一種の自己愛の形となります。

https://himewakaba.com/narcist/

こう見てみると『愛』の対象は本当に広く、子孫繁栄に関するものとはちょっと違った気がしますね。しかし、『恋』と比べるととても大きく深いもののような気がしませんか? 『恋』だけでは追いつかないほどの相手を大切に思う気持ち、何があっても守りたいという揺るがない思いがあった場合、それは『愛』と呼んでも間違いはなさそうですね。

おさらいしてみよう。

とりあえず簡単にまとめてみましょう。

『恋愛』とは
  • 恋とは:誰かに対してこちら側が思う、「好き」という感情。
  • 愛とは:大切だと思うものに対する思いやり、愛情。その対象は広く男女間だけに使われるものではない。
  • 恋愛とは:特定のふたりがお互い恋い慕うこと。

ものすごくシンプルにまとめてみました。ここに至るまでいろいろ調べてみましたが『恋愛』とはとても素晴らしい意味を持っていることが分かりました。

こんな特別な感情を向けてもらえるのは、確率から考えてもそう簡単ではありません。冒頭でも説明しましたが、この世界には70億人もの人が生きているのですから。

そんな人々が国という枠で分けられ、更に日本でいえば都道府県という枠で分けられ、その中で住んでいる地域により分けられ、そして学校、職場などの環境で分けられ、その場に生きる人々と生活をしているのです。

もしかしたらその中で、あなたは何かをきっかけに『恋』に落ちるかもしれません。でもそれって本当に素敵なこと。

これだけの人が住んでいるこの世界で、特定の誰かにだけ向けられたその気持ちは本当に大切にしてほしいし、たとえうまくいかなくても『好きにさせてくれてありがとう』という想いを胸に、次のステップへと進んでほしいと心から願います。

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