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イライラしない考え方とイライラした時の対処法

仕事でついイライラしてしまう方は多いと思いますが、多くの人はイライラしたい訳ではありません。毎日笑顔で過ごした方が幸せなのは分かっているけれど、ついついイライラしてしまうって事ありますよね。

では、どうすれば笑顔で過ごせるのか。ここでは「イライラしない自分」になるためのヒントとなる「考え方」と「対処法」についてお話いたします。

イライラしない考え方

無敵になる

あなたの敵は誰ですか?

この質問に「あの人!」と即答した人は、ちょっと立ち止まって考えてみてください。その人は本当にあなたの敵ですか?

そもそも敵とはなんでしょう?「悪意を持ってあなたを攻撃してくる人。」これが敵です。こういう人があなたの周りにいたら、その人は敵です。逃げるか戦う、または助けを呼ぶべきでしょう。

では、小言を言う上司、言うことを聞かない後輩はどうでしょう。自分勝手な同僚にイライラする事は多いと思いますが、「自分をイライラさせる人」は敵ではありません。

そう考えると、上司も部下も同僚も、敵ではありませんよね。基本的には味方です。最悪、味方で無かったとしても、敵でも味方でもない「その他の人々」です。

ただ、価値観や思考が自分と違うだけで、決して悪意を持ってあなたを攻撃しているのではありません。

あなたの敵は誰ですか?

言い方を変えると、あなたに悪意を持って攻撃してくる人は誰ですか?そう考えると、ほとんどの人は自分には敵がいない事が分かると思います。

それは「無敵」という事です。価値観や思考が違うだけで、自分の思い通りに動いてくれないだけで、相手を敵とみなしイライラするのは勿体ありません。

誰かにイライラしたら、「この人は敵かな?」と考えてみてください。敵じゃないことが分かると、相手を受け入れやすくなり、今までが嘘のようにイライラしなくなります。

他人に期待しない

「相手は自分と違う人」、そんな当たり前のことを思い出して下さい。自分と違う価値観・思考・生き方の他人だから、理解できなくて当然なのです。極端な話をすると、アフリカの奥地に住む少数民族の方と知り合えたら、その人の価値観を日本人が理解できるでしょうか。おそらく出来ないでしょう。育ってきた環境が違うから、文化が違うから。それって実は、日本人同士でも同じことなのです。受けてきた教育やしつけ、経験まで違うのだから、自分とは全くの別人ですよね。

他人に期待しないと言うと、なんだか冷たい印象ですが、要は「自分と違う」を認めるという事です。世の中、自分が正しいとは限りません。「自分と違う」、を「自分とは別の正解」と解釈してみたらいかがでしょうか。そこにイライラさせるものはありませんよね。

イライラの対処法

5秒数える

人の怒りは5秒しか続かないといいます。これは脳科学的に解明されているそうです。

もし、誰かの言動に怒りを感じたら、5秒数えてみてください。それだけです。それだけで冷静さを取り戻せます。冷静になると「この人はどうしてこんな言動を取ったのだろう?」と考えられるようになります。

その時、あなたは論理的、道徳的な対応がとれるでしょう。「相手に分かってもらうにはどう言えばいいのか?」、「相手の言動の真意は何か?」、イライラした直後はそれらを考えることは出来ませんが、5秒後には考えられます。

深呼吸する

深呼吸は、心を落ち着かせるのにとても効果があります。イライラした時だけでなく、不安な時、緊張する時にも効果的です。簡単なことですが、イライラしていると意外と皆さんできません。それどころか、人は興奮すると呼吸が浅くなり、余計に冷静さを失ってしまいます。

ポイントは「深呼吸だけを意識する」という事。「落ち着こう」や、「イライラを抑えよう」などと考えず、深呼吸する事だけを考えます。

ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。これを2〜3回くり返すとさっきまでのイライラがリセットされます。

まとめ

いかがでしょうか、人には感情があり、それが人らしさだと思います。そう考えると、イライラする事もまた人らしさと言えるかもしれません。

しかし、非許容社会と言われる現代社会では、ストレスによるうつ病が増えています。これだけ社会問題になってもまだ、我慢を続けざるをえない人が大勢います。

ストレスを溜め込まないよう、イライラを我慢するのではなく上手に付き合う。ここで書いたことが、その為のヒントになればと思います。

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