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Mind and welfare
自己啓発

仕事やプライベート、家庭に疲れたときには、時に逃げることも大切だったりする話

人って、そんなに強い生き物じゃない。時には隠れること、逃げることが大事なんだよっていうお話をします。

私も逃げたいときは逃げてます。隠れたり、距離置いたり、自分がしんどくならないように工夫します。

我慢しないで。しんどかったら「しんどい」って、声に出してみよう。

人間関係で躓きやすい

昔からこの体質を持っている私。元々、人間関係を上手に築くのも、コミュニケーションも、うまく出来る方ではありません。『世渡りが下手』とは、まさに私のためにあるような言葉です。

そんな私は、よく人間関係で躓きます。これは小さい頃からそうです。うまくやろう、うまくやろうとして面白いくらいに失敗します。社会人になっても、うまくなりません。逆に社会でうまくやろうと思えば思うほど、ドツボにはまりました(笑)

しょっちゅういじめのターゲットになっていたので、学生時代は友人と遊んだ記憶がありませんし、職場でもなぜか私のせいにされ、退職まで追い詰められたこともあります。いろいろ経験しましたし、よく周りと自分を比べていました。今でもそれは変わらないかもしれません。

今でもよく分からない人間関係に巻き込まれることが多いです。たぶん私はもう、そういう体質なんだと思います。

最初は逃げなかった

最初は逃げませんでした。小学校から高校までずっといじめられていましたが、一度も誰かに相談したことはありません。

職場で濡れ衣を着せられたときも、嫌だったけど何とか出勤していました。まぁ、最終的には私のせいにされて、仕事を辞めざるを得なかったけど。

小さい頃から、なんでも自分1人で決めて生きていかなければいけない状況。誰かに頼ることもできず、尚且つ弱みを見せないように、ただがむしゃらでした。

家族に助けを求めても良かったのかもしれないんですけど、家族は家族で大変な思いをしていたので、相談はできなかったですね。

この1人で何でも決めていくやり方は、今でも癖づいてしまいました。誰かに相談するのはへたくそです。当時から、誰かに頼る方法を知らなかったし、自分の感覚だけを頼りに生きていくしかなかったから、こんな人間になってしまいました(笑)

逃げてもいいんだって思えるようになった

これに気付いたのは少し前。口ではそう言っていました。でも実践することができませんでした。ただ単に、逃げるのがへたくそすぎたんだと思います(笑)

これまで一度も練習してこなかったのに、試合で勝てるはずがありませんよね。それとおんなじです。

でも私の場合、今の職場で働くようになって、少しずつできることが増えていきました。今の職場は、みんながこんな私を頼ってくれて、たわいもない話を聞いてくれる。そんな職場に出会えたのは、人生で初めてなんです。素直にすごく嬉しい。

みんなに迷惑をかけたくないので、分からないことがあれば下手くそなりに相談するように心掛けてきました。すると、相談する方法がだんだん分かってきたんですよね。

何より『しんどい』って言えるようになってきたことは成長なんだと思います。そしてそのしんどいことから距離を置く、しんどかったら有給をとるなど、自分なりに考えて、休むことができるようになりました。

私の場合、ここまで来るのに4年以上かかりました。かなり時間が掛かりました。それでもできないことはまだまだ多いですし、世渡り下手な部分は健在していると思います(笑)

逃げることは、悪いことじゃない

自分なりに、逃げる方法をいくつか見つけました。

それは物理的な距離を置くことと、有給を使うこと(笑)、そして心からしんどくなったら『しんどい』って言うことです。

物理的な距離を置くことと有給を使うことはちょっと似ているかもしれません。そもそも私は、常に誰かの顔色を伺って生きているので、基本的に『NO』と言えないため、物理的な距離をとる&有給を使うことにしています。これ結構良い。

その人が1階で仕事をしていたら、私は2階に逃げる…そんなイメージ。対象者と離れているので余計なことを何も考えずに、ホントに仕事に集中できます。

またしんどくなったら、吐きだせる場所を作る。これは基本的に1人もしくは多くても2人と決めておいた方がいいです。誰構わず話してしまうと、変な噂話となってすぐに広がってしまいます。

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逃げることは悪いことじゃありません。逃げずに我慢して、心の調子を崩してしまう方がよっぽど大変です。

頑張り過ぎず適度な距離を保つ。風邪を予防するときに、マスクをつけるのと同じ感覚です。

私は時間がかかりましたが、人によっては簡単にこなせる人もいるでしょう。逃げ続けるのは簡単だけど、逆に立場が危なくなってしまわない程度にしておきましょうね。

たまには逃げることも大切。無理なく、ぼちぼち、やっていこう。

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