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周りに流されやすい人ってどんな人? 特徴や原因、改善方法について

上司に、友達に、家族に「○」って言われたんだけど、自分的には本音は「□」だと思ってる。

でも本音の「□」が言えなくて、周りの意見「○」を取り入れてしまう……、そんな方はいませんか?

自分の中ではちゃんと意見を持っているのに、それが言えずに周りに流されてしまう人。

そんなあなたは、これまで大変な思いをした経験もあるはずです。本当は嫌だったのに流されてしまい、嫌な思いをしたこともあると思います。

それではどうしたらいいのでしょうか。周りに流されやすい人が、少しでも人生をラクに生きられる方法を一緒に考えてみたいと思います。

周りに流されやすい人とは?

まず流されやすい人といっても、よく分からないという人もいると思いますので、先にちょっと説明をしておきますね。

流されやすい人の典型的パターンとしては、「本音は違うのに、それが言えなかった」ことが挙げられます。

先程冒頭でちょっと使った、「○」と「□」のことがそうですね。

例えばあなたの同僚に、AさんとBくんがいるとします。あなたはAさんもBくんのことも、全然嫌いと思っておらず、むしろ一緒にいて楽しいと思っています。そんなある日、Aさんからこんな話をされました。

ねぇねぇ、私実はBくんのことがすごく嫌いなんだよね。この前も全然空気読んでくれなくて、ホントムカついた!

と言われたとします。その時、あなたならどんな反応をとりますか?

もしあなたが流されない人であれば、

そっか。なんかムカつくことがあったんだね。私はBくんのこと好きだけどなぁ。

などと返すことができると思います。Aさんの意見に流されることなく、自分の意見をしっかり口にすることができていますね。

それではこれが、流されてしまう人であればどうでしょう。

あぁ、分かる。私もそう思っていたんだよね。ムカつくよね。

と言ってしまうんですね。Bくんのことは好きなはずなんですが、Aさんの意見に流されてしまい、本音とは違うことを言ってしまっています。

どうしてこういったことが起きてしまうんでしょうか。

周りに流されてしまう理由

これは細かく分けると、いくつかの理由が考えられます。

自分に被害を被らないため

悪口などに関しては特にそうですが、自分がターゲットにならないようにその人に合わせる、という考え方を持っている人。

できるだけ相手を刺激しないように、その場だけでも話を合わせる人。

NOと言えない、断れないため

これは非常に多い印象です。「NO」と言えない人のベースにあるのは、「他人から嫌われることを恐れている人」です。

そういった人は、どんなに自分の思うことと違うことを言われても「そうだよね」と言ってしまう傾向があります。

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自分の意思を持っていない

中には、自分の意見を特に持っていないという方もいるようです。相手に任せていた方がラク、責任を負わなくて済む、などの考え方を持っています。

周りに流されるとどうなるのか?

これはたくさんの方が、いろんな経験をされていますね。いくつか箇条書きしてみましょう。

  • 自分の意見を言わなかったばかりに、自分のせいにされてしまった。
  • 自分の意見だと悪い噂が広まってしまい、そこに居づらくなってしまった。
  • これまで仲良くしていた人から、「この人そんなこと思っていたんだ」と思われ、縁が切れてしまった。
  • 相手に勘違いされたまま、話が進んでしまった。

などなど、結構マイナスの事態に発展する場合が多いようです。これは困りましたね。

周りに流されやすい人は、よく言えば空気の読める人なのですが、あまりいい方向にいってくれないようです。

周りに流されないための対策

物理的な距離をとる

距離を置くことはとっても大事です。もし、あなたが流されやすい特定の人がいるのであれば、少し距離を置いてみてください。

距離の取り方ですが、心の距離ではなく、物理的な距離です。例えばその人が1階にいるのであれば、あなたは2階に行くなど、その人と物理的に距離を置くことで、流されてしまう話をされることがグッと減ります。

「そうなんだ」と返してみる。

これは回答の仕方を工夫する方法なのですが、「そうだよね!」ではなく、「そうなんだ」と返してみてください。

ちょっと他人事のように思えるかもしれませんが、まったく問題ありません。実際あなたと考え方や価値観の違う人なので、「そっか、大変だね」という返しで良いんです。

3回に1回は「NO」という勇気を持つ。

これは慣れない人にとっては結構過酷なことかもしれません。「NO」という習慣を作ることです。

相手に賛同ばかりするのではなく、時には「ごめんね」と断ってみる。これって意外と周りの人は、何とも思わないものです。

大事な会議でひとりだけ「違うと思います!」と反発していたら、まったく会議が進まず、周りから白い目で見られてしまいますが、些細な会話程度であればちょっとくらい自分の意見を言っても大丈夫なんですよ。

むしろ、相手はあなたの率直な意見聞きたがっているかもしれませんしね。

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環境やタイプによって使い分ける。

上で話した対策方法は、むやみやたらに使いすぎると、逆効果になってしまいます。

相手のタイプや空気を読みながら、上手に使い分けをする必要があります。

ですが、先程もお話しした通り、周りに流されやすい人は、空気を読める方が多いので、恐らくうまく使えるんじゃないかと思います。

ただ乱発したり、毎回使ってしまうと「なんだこいつ」と反感を買ってしまう可能性がありますので、あくまで社会性の範疇で使いこなせるようになりましょう。

その中でも「そうなんだ、大変だね」と返す方法は、割とたくさん使っても問題ありません。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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まとめ

あまり流されすぎると、あなたの評価が下がってしまったり、悪い噂を流される可能性は十分に考えられます。

余計なストレスを抱えないためにも、上記でお話しした改善方法を試すことをおすすめします。

あなたの中にある、あなたの考え方を大切にできるといいですね。今日も良い1日をお過ごしください。

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