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仕事・職場

社会人に必要なことは、挨拶と報連相、そして笑顔だと思うたったひとつの理由

今回はお仕事をする上で身につけておいた方がいい大切なことをお話ししてみようと思います。

私は社会に出てまだ10年目のヒヨッコですが、こんなやつでも実に様々な職場に就いていろんな経験をしてきました。

また今は精神科に勤めて、仕事をしている人たちのお悩みを数多く聞いている中で、とりあえず『これをやると仕事がうまくいくゾ』というのがだんだん見えてきましたので、実際私もいろいろと実行してみています。

最初に言ってしまうと、タイトルにもありますが、社会人として最低限身につけておいた方がいいこと、それは

  • 挨拶
  • 報連相
  • 笑顔

です。「いやいや基本だろ」と思われたそこのあなた。

自分の仕事を思い返してみてください。意外と出来ていないですし、分かっていてもプライドが邪魔してできていないという方も多いです。まずこれを習慣化しましょう。

この記事は、新卒さん、社会人になってまだ日が浅い方、社会人経験は長いけどいろいろあって初心に帰りたいと思っている方に向けた内容になっております。

ひとつずつお話ししていきますね。それでは始めましょう。

実際どこまでできている?

そもそもあなたがこの記事を見ているということは、何か困ったことがあるか、何かをしなければと思っている方が来てくれていると思います。

仕事がうまくいかないと思っている方や、職場の人間関係で悩んでいる方、仕事を円滑に回したいと思っている方など、いろいろな理由があると思います。

上記にあげた

  • 挨拶
  • 報連相
  • 笑顔

は、誰が見ても基本的なことであり、当たり前だと感じていることかもしれません。

ですが、例えば今の自分の様子をカメラなどで撮影されていると想像したとき、これらがしっかりできていると思いますか?

実は「結構疎かになっているかも……」と話す人の方が多いです。

カメラであなたの仕事っぷりを自分で見た場合、実はガチガチの表情で接客したり、パソコンを打っているかもしれません。

また挨拶していると思いきや、実は声が小さく全然相手に届いていなかったり、友達っぽい口調になっていて相手が嫌な思いをしているかもしれません。

報告しているようで漏れていたり、相談しているようで自己判断だったり、連絡しなきゃいけないのにしていなかったり。

自分ではできてるでしょ、と思っていても実際はできていないことって多いです。

そして、自分でもそう思う場合、相手は余計にそれを感じていることが多いといいます。

仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかないと思っている方は、まずはこの基本を見直してみましょう。

挨拶

まずは挨拶のお話をしていきます。仕事の基本の挨拶は、

  • おはようございます。
  • お疲れ様でした。
  • ありがとうございます。
  • 申し訳ございませんでした。

の4つが中心になると思います。まずこの4つはいかがですか? とりあえず声に出すことはできていますか?

上司に対して「おはよ〜っす」とか言っていませんか?

プライドの高さや負けず嫌いを発揮し、「申し訳ございませんでした」が疎かになったりしていませんか?

まずはそこからです。しっかり口にする。言葉に出す。言葉にするのが難しい人は、まずそこから始めてみてください。

挨拶はされる側からすると全然嫌な気持ちになりません。すっごく態度の悪い挨拶は嫌ですけどね(笑)

たった一言ではありますが、あなたの印象をガラリと変えるのが挨拶です。会社に入ったとき、1日の始まりと終わりに必ず行うのが挨拶だと思います。

まずはひとりひとりに対して、しっかりと挨拶をしてみてください。

挨拶のポイントは2点。

  • 相手の目を見る
  • 語尾までハッキリと言う

言葉にできるようになったら上の2点を意識しましょう。ここに笑顔を入れると満点ですが、笑顔については後述するので省きますね。

意外と意識しないと忘れがちなポイントなので、ここができるようになると周りもあなたにとても良い印象を持たれると思います。

報連相

報連相(ほうれんそう)って聞いたことある方の方が多いと思いますが、念のため確認しておきましょう。

  • 報告
  • 連絡
  • 相談

の頭文字をとって【報連相】としています。仕事をする上での基本だと言われていますよね。

実際みなさんは、これらをどの程度できていますか?

ちなみに私の周りにも多く、よく周りの声として上がるのが、「自己判断が多い」という人ですね。

自己判断でやるのは構いませんが、経験やスキルにもよると思います。まだ入って間もない新人さんが自己判断して、ミスをしたり、クレームに繋がることは誰が見てもダメですよね。

見ていて思うのが、報連相ができない人は、本当に報連相ができません

「ちゃんと報連相をしなさい!」とどんなに言っても、報連相ができない人はずっとできません。

もちろんプライドもあると思います。また、自分の行動や発言に自信を持っている人もいると思います。

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このことに自分で気付ける人もいれば、気付けない人もいるのが実際のところです。

自分を認めてほしい気持ちは分かりますが、報連相をせずに失敗してしまうと、周りの信用を余計に失ってしまうことを重々承知しておいてくださいね。認めてほしい、以前の問題になってしまいます。

ちなみに報連相にはメリットがあります。

それは『責任の分散ができる』ということ。つまり、Aの件を上司に相談して何か重大なことが起こってしまった場合、あなたは「この件は上司と相談しました」と言えますし、相談を受けた上司にも責任が加わります。

あなたひとりで責任を負わなくて済むんですね。

これってとっても大きいことだと思いませんか? 本当に大変な事態になったときに、あなたには「〇〇に相談した」という逃げ道ができるんです。

この逃げ道があるのとないのでは、この先の仕事のあり方ややりやすさが大きく違います。

私はこのことを知ってからというもの、常に誰かに相談するようになりました。

重大なミスに繋がったときに自身が反省するのももちろん大事ですが、「私がそう判断しました」と上司に庇ってもらえるので精神的なダメージが大きく変わりました。

そして報連相があるのとないのでは、仕事の効率の良さが大きく変わりますし、その情報があるのとないのでは、その時に下す判断か変わってきます

どの職場も、報連相をしなくていい職場なんてありません。うまく報連相を続けていくポイントは下記の通り。

  • 「ん?」と思ったら質問する。
  • 「大丈夫かな?」と心配になったら確認する。
  • 誰かに少しでも相談したことは、結論まで報告をする。

ことを心掛けてみてください。

また周りの人は、「質問していいよ」という態度や姿勢をきちんと持っていてくださいね。後輩たちが悩んでいるのはそこですよ。

笑顔

それでは最後に笑顔について。

みなさんは、笑顔ってどういう表情が『笑っている』といえると思いますか?

よく相手を見ている人だと「この人笑っていない」と思う人に出会ったことがあるはずです。この時に感じる違和感ってなんだと思いますか?

それは、『』です。

マスクを付けた人を想像してみてください。マスクを付けている人って目しか見えていませんよね。

「あれ、この人笑ってる? 笑ってない?」と思うことありませんか? 「ハハハ」と言っているけど、目は笑っていない……アレです。

人が相手に『この人笑っている』と思ってもらえるポイントは目なんですね。

笑う時、自然と目をくしゃっとしてみてください。もしくはちょっと目元を意識して動かしてみてください。

イラストやアニメなんかで笑っているキャラクターは目を細めたりしていますよね。こんな感じです。

目を細めて笑顔で挨拶をしてみてください。周りのあなたに対する印象は大きく変わると思います。

私は笑うときに目がぐしゃっとなるタイプなんですが、いつも『笑顔が素敵だ』と褒めていただけます。とてもいい印象を持ってくれます。

信頼関係を築くために必要

私は仕事は人生そのものだと思っています。仕事なしでは、お金も稼げませんし、お金が稼げないと生活の基盤も整いません

貰っている金額よりも、社会にどれだけ貢献しているかが自分自身のモチベーションにも繋がるし、うまくいけばいくほど自信にも繋がります。

よっしゃ、次はこんなことをしてやろうと視野も広くなりますし、どんどん新しいアイディアが頭に浮かびます。

ですが、どんなにひとりでアイディアが浮かんでも、それを手伝ってくれる人たちがいなければ事は前には進みません

会社を立ち上げようとしても、ひとりだけでは土台すら作ることはできませんよね。いろんな人の力を借りて、仕事は成り立っているんです。

私がこれまでに述べてきた3つのこと。

  • 挨拶
  • 報連相
  • 笑顔

これは、人脈や信頼を繋げていくための大切な3本柱だと考えます。

人はとてもシンプルに物事を考えます。一緒に仕事をしていく上で、やりづらいと思えば頼みません。実に分かりやすい。

どんなに仕組みが良くても、営業マンの印象が悪く、報連相がちゃんとできないところには頼みません。

それだったらより信頼関係を築いていて、気軽に相談しあえる人にお願いしますよね。

その土台づくりを、これまで述べてきた3つの柱で作り上げていくんです。

「え、これだけ!?」と思うかもしれませんが、いえ、これだけで十分なんです。

まずは仕事をしていく上で必要なのは、周りからの信頼です。それをまずは獲得して、積み上げていきましょう。

やっていることは小さいかもしれませんが、小さな成功体験の積み重ねは、やがて大きな力になってくれます。

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まとめ

もう1度、それぞれのポイントからまとめてみましょう。

  • 挨拶:印象を変えてくれる
  • 報連相:責任の分散が可能(逃げ道を作ることができる)
  • 笑顔:目を意識してみる

どれも基本的なことだけど、ひとつひとつを大切に心掛けてみることで、大きな信頼関係に繋がることが分かりました。

社会人になってから定年まで、約40年間も仕事をしていくわけです。

長い長い人生の中で、楽しく、そして誰かの役に立ったという実感を得るために、1人でも多くの人たちと協力して何かを作り上げていくことが大切なことだと思います。

少しの意識で、あなたの仕事っぷりが評価され、充実した毎日を送れるよう応援しています。

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